子育てをしながらも、自分の唯一の武器である「営業」という仕事で、もう一度輝きたい——そんな思いが強くあった時期に、今の会社に出会いました。もともと広告代理店での経験があり、そのスキルを活かせる環境を探していたんです。

いくつかの会社を見ていた中で、エーウイングのWEBサイトに掲載されていた実績やデザインが目に留まり、「このサイトたちを、自分の手で広めたい」と強く思いました。それが、応募のきっかけです。子どもがいるからといってやりたい仕事を諦めたくなかったし、限られた時間の中でも本気で取り組める仕事を求めていました。実際に働きはじめてからも、その直感は間違っていなかったと感じています。

現在は、主に既存のお客様のフォローアップや、運用・保守に関わる業務を担当しています。日々のコミュニケーションの中で、お客様からふと本音が出てくる瞬間があるんです。「◯◯さんだから言うけどさ〜」なんて言葉を聞いたときは、心の中で小さくガッツポーズ（笑）。信頼されていると実感できる瞬間は、やっぱり営業として一番うれしいですね。

営業の仕事は、まだ形になっていないものを「欲しい」と思ってもらうプロセスに携われるのが魅力です。WEBサイトやコンテンツって、手に取れないからこそ、お客様にどう伝えるか、どんな価値を見せられるかがすごく大事。提案の過程で、予算とのせめぎ合いも含めて、駆け引きのような面白さがあります。お客様と一緒に、ゼロから何かをつくっていけるのは、毎回新しい挑戦で、やりがいがあります。

エーウイングには、集中してものづくりに向き合うメンバーが多いと感じます。どちらかというと、黙々と自分の世界に入り込んで、突き詰めるタイプの人が多く、コミュニケーションが得意！というタイプばかりではありません。でも、その分、ひとつのものに対して真剣に向き合う姿勢や、質に対するこだわりがとても強く、素敵なところです。

たとえば、打ち合わせの最中にデザイナーさんがその場でデザインを提案くれたり、エンジニアさんがすぐに手直しして見せてくれたりすることもあります。営業は、いろんな例えや言葉でお客様と話をつないでいく役割。みんながそれぞれの得意分野で力を出し合えるから、どんなボールが来ても返していける。そんな“チーム力”こそが、エーウイングの一番の強みだと思っています。

多摩地域は、都心と比べると少し“時差”のあるような、どこかおっとりとした空気が流れています。その地域性ゆえに、これまでは“似合わない服”を着させられてきた場面も多かったように思います。でも最近は、そんな中でも「自分たちらしさ」を大切にしながら発信していく流れが生まれてきました。エーウイングもまさにそう。等身大で成長を続けながら、23区と多摩地域、さらにはお客様とその先のお客様を繋ぐ“接点”のような存在になっていくのではないかと感じています。

「エーウイングさんと出会ってよかった」と言っていただけるように、いつもあたたかく、やさしい対応をエーウイング全体で心がけています。ただモノを売るのではなく、気持ちや想いをちゃんと受け取って届けられる、そんな橋渡し役であり続けたいです。