「WEBデザイン」という仕事に出会うきっかけは、同業知人の「やってみなよ」の言葉。
思い立ったら吉日、強い情熱があったわけじゃないけれど「やってみよう！」の勢いとノリ。
気付いたら職業訓練校のWEB制作6ヶ月コースを申し込んでいました。

そして、生まれたての小鹿状態の私が、当時はまだ10人にも満たないエーウイングにとって初の「コーディングができるデザイナー」として入社しました。
今のエーウイングにある教育の仕組みなどはまだない時代で、仕組みこそなくとも社長や一人一人の先輩方が私に対して「しっかり教える！」という姿勢で丁寧に向き合ってくれました。それは今のメンバーも変わらず、そのままです。

コーディング・WEBデザイン・バナー制作・サイト更新など、いろんな方面のお仕事をやらせてくれて、私の得意なことを探し伸ばそうとしてくれる姿勢を感じました。
今ある教育の仕組み・仕事の振り方などの考え方は、その時代からある根源があってこそだと思います。

「チームで仕事をすること」です。

自分一人で考えていてもたどり着けなかった最適解に到達する。それが最終的にエンドユーザーに届いて、結果となって返ってくること。この瞬間が、なによりも嬉しいです。
もちろんこれはクライアントも巻き込んで、チームとなり、達成していきます。
社内のメンバーと、お客様と、一丸となって案件に向き合う。
エーウイングのお客様は、それができる素敵な会社様ばかりであることも、大きな魅力です。

これは何に対しても言えることで、デザインはもちろん、システム構造でも、仕組みづくりでも、一人で仕事をすることの方が少ないです。
一人では絶対できないこと、尚且つエーウイングだからこそできることだと思います。

部署を超えてもお互いをリスペクトする気持ちを大切にする。そういった人たちが集まっています。
チームで仕事をしていく上で、必要不可欠なことだと思うのですが、誰と話してもみんなその気持ちを常に忘れずに仕事をしています。

デザイナーは、本当にこだわり屋さんが多いです。
妥協したくない、納得できないことはそのままにしない、わからないことは理解できるまで向き合い続ける。そしてめちゃくちゃ負けず嫌い。
みんな穏やかでやわらかい雰囲気ですが…その裏にこのような気持ちを抱えています。笑
そして経験値があっても決して驕らず、いろんな声に耳を傾けられる人ばかりです。

社長や上司も、私たちの新しい「やりたい」を積極的に聞き入れてくれます。
エーウイングが掲げるバリューのひとつ「変化を恐れない」ことをまさに体現しており、むしろ変化せずにいることが健全でないという精神。
上司陣はそういった柔軟さが素晴らしいです。

私は勤続年数が長いこともあり、いろんなエーウイングを見てきました。
その中でも組織が崩壊しかけたことは強烈な記憶です。（詳しくは社長ブログへ。）
まさにその時期リーダーとして役職が与えられるも、会社の考え方と足並みがうまく揃えられず、退職を悩んだ時期がありました。

しかし色んなことを乗り越えて、エーウイングはいま進化し続けています。
それは「個」の変化でなく、「集団」での変化と成長です。
誰かひとりだったり、一部の人だけではなく、誰も置いていかないようきちんと伝わるかどうか確認しながら、
丁寧に会社の方針や目標が全体に行き渡るように考えられています。
だから今は、足並みが揃わない。そういうことが起こらないのだと思います。

そして社員みんなで考えた、ひとつひとつのエーウイングのバリュー。
私にはそれがとても心地よく、しっくりときています。
この考え方がものづくりに直結しているエーウイングは、
他の会社にはないものを作り続け「多摩地域で一番の制作会社」になっていくと信じています。